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花粉症ケアに役立つフィトセラピー(植物療法)

更新日:1 日前


今年も花粉の季節がやってきました。ここ数日は徐々に暖かい日も増えはじめ、花粉症の症状がではじめている方も多いのではないでしょうか。


2026年春の花粉飛散予測は全国的に例年(過去10年平均)を上回る予測。特に東日本・北日本で飛散量が非常に多くなるそうです。そして、飛び始めの時期はほぼ例年並みとのこと。


今年は特にここ数ヶ月まともに雨が降っていないため、Aismileheartでも1ヵ月ほど前から、鼻水や目のかゆみ、乾燥肌など肌トラブルのご相談がある一方、ハーブティーやアロマを日常生活に取り入れるようになってから花粉症の症状が出なくなった(軽くなった)というお声もいただいております。


一昔前までは珍しかった花粉症ですが、戦後以降に急増し今では日本人の約2人に1人が発症しているた典型的な「現代病」であり国民病。


私自身も中学生の頃に花粉症を発症し、20代前半が一番症状が重く、飲み薬、目薬、点鼻薬、注射がなくてはならないほど。加えて花粉症の時季は怠く微熱が出ていましたが!毎日ハーブティーを飲み始めてから(他にも食生活を気を付けたりしてから)ここ数年は薬も飲まずに症状も出ても軽度。


そもそも花粉症は、スギやヒノキや様々な草花の花粉などが引き起こすアレルギー反応です。

花粉症は、体内に侵入してくる異物から身を守るための免疫機能が大きく関係し、免疫機能がもともと無害な花粉を異物と誤認識し、過剰に働いて体内に「抗体」を作り、それがその人にとっての許容値を超えた時、アレルギー反応となって現れます。


◎花粉症の主な原因は近年、


  1. スギ林の大規模な植林

    戦後の植林によりスギ林が増えたことや近年の異常気象が飛散量を増やしている。


  2. 食事の欧米化

    高脂肪・高タンパクな食事が免疫機能を変化させている可能性。


  3. 生活リズムの乱れやストレスによる免疫機能低下

    睡眠不足や様々なストレスによる自律神経の乱れが花粉に対する過剰な免疫反応を誘発している。


  4. 自動車の排気ガスや大気汚染による環境汚染

    自動車の排出する微粒子(PM2.5など)が花粉と結合しアレルギー反応を強めている(症状がさらに悪化する)。


  5. 住環境の気密化

    コンクリートやアスファルトは土と違い花粉が吸収されず舞い上がり続けるため、曝露量が増える。


  6. 清潔すぎる環境

    幼少期から細菌や寄生虫に接触する機会が減少していることや、感染症に対する予防策としての頻繁なアルコール消毒などにより、本来外敵と戦うべき免疫システムが花粉のような無害なものにまで過剰反応するようになった可能性。


ともいわれています。


花粉症の代表的な症状は、


くしゃみ、水のような鼻水、鼻づまり(鼻閉)、目のかゆみ・充血・涙目


これらの症状は人によって、症状の出方も程度も異なりますが、多くは風邪と異なり、基本発熱を伴わず(私は微熱が出ましたが(..;))、決まった季節に症状が持続し、日常生活に支障を感じる方も多くいます。


【症状の特徴】

  • 鼻の症状

    水のようにサラサラした鼻水、連続するくしゃみ、鼻が詰まって口呼吸になる。

    特に朝や就寝時に悪化しやすい。

  • 目の症状

  目のかゆみ、充血、涙目、目やに。

  • 喉の症状

    喉のイガイガ、痛み、咳。

  • 皮膚の症状

    かゆみ、赤み、腫れ、カサカサ乾燥したり、ピリピリ、ヒリヒリ、チリチリとした痛み、湿疹・発疹、ティッシュやマスクの摩擦による炎症。

  • その他の症状

    顔のほてり、頭痛、頭が重い、唇の乾燥(ヒリヒリ、腫れ感)、倦怠感、睡眠不足 など


先日ある漢方医の先生とお話をした際、花粉症の時期に花粉症の薬(抗ヒスタミン薬)の副作用以前に花粉症の人はその時期になると胃酸が増え、胃腸の不調が出る人がいと仰っていました。


また、口腔アレルギー症候群という、花粉症の人が特定の果物や生野菜を食べると、口の中や唇・喉に、しびれや痒み、腫れが出ることもあります。実は私もこれ、体験したことがあります!


普段は問題なく食べているものが、自身の事前の行動やその時の状態によって、唇が腫れる感じや舌がザラついたり、喉がイガイガ痒くなるのです。

なので、花粉症の時期やブタクサなどの草取りをした後は自分なりに反応が出やすい食べ物は、摂取量を控えたり、避けるようにしています。

(私の場合:しそ、パイナップル、キウイフルーツ、山芋、トマトなど)



そこで今回は、植物療法士として、これまで自身やクライアントに実際に効果のあった「花粉症に活用できるフィトセラピー(植物療法)」や「自身で意識的にできる対策」などをご紹介していきたいと思います。



まずは、【自分で意識的にできる花粉症対策】についてです。

よく目や耳にする内容かもしれませんが、おさらいしていきたいと思います。


1. 花粉を体に入れない(外出時の対策)

マスク(鼻や口を守る)、メガネ(目を守る)、帽子(髪を守る)を着用する。

花粉が付着しやすい素材(ウール素材やケバケバした素材)を避け、ポリエステルなどのツルツルした素材の上着を選ぶ。

花粉飛散が多い昼前後と夕方の外出を避けるたり、特に晴れて風が強い日や、雨の翌日は防備・注意する。


2. 花粉を室内に持ち込まない(帰宅時・室内の対策)

玄関で部屋に入る前に、服や髪についた花粉をしっかり払い落とす。

帰宅したらすぐに部屋着へ着替える。うがい・手洗い・洗顔・鼻うがいで花粉を洗い流す。

洗濯物は部屋干しにする。

掃除機だけでなくこまめな拭き掃除や空気清浄機で花粉を除去する。


3. 体質改善・健康管理

バランスの良い食事を心掛ける(免疫力を高める食材を積極的に食べる)。

十分な睡眠を取る。

冷たいもの、生もの、甘いものは、花粉症の時期は控える。

アルコールや刺激物、喫煙は鼻の粘膜を刺激し症状を悪化させるため控える。


次に【花粉症の医療的治療】についてです。

現在は、花粉症についても色々な治療方法があります。

  1. 抗ヒスタミン薬や抗アレルギー薬、ステロイド点鼻薬による薬物療法や漢方薬で症状を抑える「対症療法」

  2. 舌下免疫療法、皮下免疫注射などアレルギーの原因物質(花粉エキス)を少量から体内に吸収させ慣れさせる「アレルゲン免疫療(根治治療)」

  3. 鼻の粘膜(下鼻甲介)の腫れや神経を処理し、鼻づまりを解消・緩和する「手術・レーザー治療」


以上3つが、現在の医療的治療の主流のようです


そして、最後に私が専門とする【花粉症ケアに役立つフィトセラピー(植物療法)】についてです。


フィトセラピー(植物療法)で使用するハーブ(や精油)の中には、抗ヒスタミンや炎症を抑える作用を持つものが多くあります。それらを活用したフィトセラピー(植物療法)は、花粉症の予防・緩和ケアとしても、心身を優しくサポートしてくれる役割として、とても役に立ちます。


また、当サロン(Aismileheart)では、各々の症状に応じたオーダーメイドハーブティーのご相談やお作りにも対応しておりますので、気になった方は一度ご相談ください。対面カウンセリングの他、


※重要※

妊娠中・授乳中の方、3歳未満のお子様、お年寄りの方、持病をお持ちの方、アレルギーなどの皮膚疾患のある方は、ハーブ・精油を使用する際、禁忌事項に触れる場合がありますので、専門家のアドバイスのもと注意事項をご理解のうえ、自己責任のもと正しくセルフケアを行ってください。


【花粉症にオススメのハーブのご紹介】


  1. ネトル

    アレルギー作用を持つフラボノイド(クエルセチン)やヒスタミンを含み、ヒスタミンの過剰な働きを抑制するため、花粉症のくしゃみや鼻づまりの緩和に有効なハーブです。体内の老廃物排出を促す血液浄化作用があり、花粉飛散の2ヶ月ほど前から継続してハーブティーで飲むとアレルギー体質の改善も期待できます。


  2. エルダーフラワー

    エルダーフラワーは、抗アレルギー作用や抗カタル作用(粘膜の炎症を鎮める)に優れ、花粉症による鼻水、鼻づまり、目のかゆみなどの症状緩和に効果的とされるハーブです。ヨーロッパでは「インフルエンザの特効薬」とも呼ばれ、春のムズムズする時期のケアにも広く利用されています。


  3. ペパーミント

    爽やかな清涼感ある成分「メントール」と「ミントポリフェノール」を含み、花粉症の鼻づまり、鼻水、喉の不快感の緩和に効果的です。ハーブティーとして飲む、または精油(アロマ)の香りを嗅ぐことで、炎症を鎮め、鼻通りを良くする、ぼーっとする頭をスッキリさせるなどの効果が期待できます。

     

  4. アイブライト

    古くから目のトラブルに使われてきたハーブで、花粉症による目のかゆみや、充血、鼻水などの症状を和らげる効果が期待できます。抗ヒスタミン作用や抗炎症作用を持つため、花粉症の時期に「天然の目薬」として、ハーブティーとして利用されます。風邪の初期症状の際も役立つハーブです。


  5. エキナセア

    「免疫のハーブ」としても知られ、抗アレルギー・免疫力向上作用を持つ「キク科」のハーブです。花粉症の症状(鼻水、くしゃみ、目のかゆみ)を緩和する効果が期待でき、特にヒスタミンの放出を抑える働きがあり、ドイツでは医薬品の補助療法として使用されます。花粉飛散の1〜2ヶ月前から予防的に摂取するのが効果的です。 


  6. ルイボス

    豊富なフラボノイド(抗酸化成分)がヒスタミンの放出を抑え、花粉症のくしゃみ・鼻水・目のかゆみを緩和する効果が期待できるハーブです。即効性はないため、花粉飛散時期前から日常的に飲むことで体質改善が期待されます。


  7. ローズヒップ

    「ビタミンの爆弾」と呼ばれるほど豊富なビタミンCを含み、花粉症の炎症を抑え、アレルギー症状を引き起こすヒスタミンの分泌を抑制する効果が期待できます花粉で消耗するビタミンCの補給や、目のかゆみ・鼻の不快感の緩和に役立つハーブティーとしておすすめです。即効性はないため、毎日の習慣として飲用するのがおすすめです。



【花粉症にオススメのアロマ(精油)】


  1. ユーカリ

    殺菌・抗炎症作用で、風邪や花粉症による鼻づまり、喉の不快感、呼吸器系のトラブル緩和に優れた効果が期待できます。また、頭をすっきりさせ、集中力を高めるリフレッシュ効果や、筋肉痛や炎症を鎮める作用も期待できます。


  2. ティートリー

    強力な抗菌・抗ウイルス・抗炎症作用により、花粉症による鼻づまりや喉のイガイガを緩和する効果が期待できる清涼感のある精油です。症状が辛いときは、抗菌・消炎作用があり粘膜への刺激が少ないティートリーの芳香浴がおすすめ。季節の変わり目のセルフケアとして役立ちます。


  3. ペパーミント

    豊富に含まれる成分「メントール」の働きで、花粉症による鼻づまりや喉のムズムズをすっきりさせ、呼吸を楽にする効果が期待できます。殺菌作用や抗炎症作用もあり、マスクスプレーやディフューザーで芳香浴を行うと、爽快な香りで不快な症状を和らげます。


  4. ローズマリー

    気道を広げ、粘液溶解作用で鼻づまりを解消し、花粉症の辛い症状を和らげる効果が期待できます。ロスマリン酸がヒスタミンを抑制し、目や鼻の痒みやアレルギー症状の緩和が期待できます。


  5. ラベンダー

    抗炎症・抗アレルギー・鎮静作用により花粉症による鼻のムズムズ、目のかゆみ、イライラを和らげる効果が期待できます。免疫力向上もサポートし、芳香浴や蒸気吸入、冷湿布として活用すると、つらい症状を緩和しリラックス効果もあります。


その他、唇や肌のヒリヒリ症状には、ミツロウやシアバター、ラベンダーの精油を使用した手作りリップクリームや軟膏を使用したケアもおすすめです。←私の場合、これが本当に効果がありました!!



【お部屋用:アロマミスト(ルームスプレー)の作り方】


最後にお部屋で使用できるアロマミスト(ルームスプレー)の作り方をご紹介します。

アロマミスト(ルームスプレー)を手作りして常備しておくのもおすすめです。


《内容》

無水エタノール … 10ml

精油 … 10~15滴

精製水 … 40ml

直接肌には使用しないでください。


《手順》

1.エタノール10mlをスプレー容器に入れ、お好みの精油を加えてよく混ぜます

2.精製水40mlを加え、再度よく混ぜ合わせます

3.アロマルームスプレーの完成です


《使用・保存方法》

・ミストの容器を軽く振ってから、ご使用ください

・使用期間は、1ヶ月以内を目安に使い切ってください

・出来れば、冷蔵庫で保存してください

・直接お肌へのご使用はお控えください


Aismileheartでは、花粉症の症状にお困り方や慢性鼻炎の方に、フィトセラピー(植物療法)を活用したセルフケアのご相談や予防対策のご提案もしております。


対面カウンセリングをご希望の際は、まずは下記より予約お申し込みください。

オンラインの場合は、下記にてご相談承ります。


ご質問などお問い合わせは、公式LINEからも受付けております。


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  ※※留意事項※※

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フィトセラピーで使用される精油や植物油、ハーブ、ミツロウ、クレイなどは、薬事法で定める化粧品、医薬部外品、医薬品ではなく、また、医療行為を目的とした商品ではありません。

ケアアイテム使用により生じたトラブルは一切責任を負いかねます。

その旨、ご理解頂ける方のみご利用ください。


Aismileheartで紹介している各種効能効果は、古来からの伝承的な用法、また欧米での使われ方をご紹介したもので、正規の医療を目的としたものではありません。

ご利用の際は、注意事項をご理解のうえ自己責任のもと、正しくセルフケアを行ってください。


Aismileheartは、どんな時もクライアント自身が、自分自身が納得できるアプローチや治療法を選択し、心身の健康や回復のお役に立てるよう、そんな知識や環境、サポートを提供したいと日々考え向き合っております。何か気になることがある際は、お気軽にご相談ください。

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