
フィトセラピー(植物療法)
太古の昔から人々に活用されてきた「植物の力」をストレス過多の現代に活かす
フィトセラピー(植物療法)は、
語源をたどればギリシャ語で「Phyton(フィトン)= 植物」と
「Therapeia(セラピア)」= 「治療・奉仕・癒し」を合わせた言葉で
植物療法といわれる自然療法です。
一般的に広く知られているハーブやアロマセラピーも、植物療法の中の一つです。
根本的な変化が難しい心と身体のバランス調整役としての植物の力
フィトセラピー(植物療法)とは、植物(ハーブ・アロマ・植物栄養素など)の有効成分を茶剤(ハーブティー)、チンキ剤、入浴剤、湿布剤などの様々な剤型で用いて、ホルモンバランス、自律神経、免疫系に働きかけ、私たちが生まれながらにもっている「自然治癒力」を引き出しながら心と身体を健康な状態へ導き保つための自然療法のことをいいます。
五感力が高まり、いつの間にか緩やかに変化する自分自身を感じ、自己肯定感が高まり、心と身体が安定する。
Aismileheartは、そのサポート役のひとつとして100%天然のハーブ&アロマを使用したフィトセラピー(植物療法)を活用します。
植物は、人や動物と異なり、日々強烈な紫外線や過酷な環境下でも動くことなく元気に成長し、自らの力で紫外線やそれら環境に打ち勝つ「フィトケミカル成分(植物化学成分)」を作り出しています。
さらに、植物(ハーブやアロマ)は「多成分」で身体に優しく働きかけます。
その分、薬のように急激な効果や変化を生むものではありませんが、その作用は安全で確実、身体の内外から多面的に働きかけるのもフィトセラピーの特徴です。
私たちの先人たちは古く昔からこの植物の持つ力に様々な工夫を重ねた手技によって、病気になると身の回りの植物で自らを癒し、心と身体の健康に役立て、それらは世界中のあらゆる場所で実践され、ギリシャ医学やユナニ(イスラム)医学、アーユルヴェーダや中国医学など、世界各地の伝統医学にも植物は積極的に用いられています。
私たちの心と身体の問題は、頭が混乱しているとき、体調が優れないとき、解決しにくいものです。
そんな時、過酷な環境下でも自ら打ち勝つ成分を作り出す植物の力は、根本的な変化が難しい私たちの「心と身体のバランス調整」や、それらを知らず知らず変化させる「サポート役」として一役買ってくれます。
フィトセラピー(植物療法)の6つのカテゴリー
1.ハーブセラピー(薬草療法)
2.アロマセラピー(芳香療法)
3.森林療法・植樹
4.フィトケミカル栄養学
5.バッチ博士の花療法
6.園芸療法
フィトセラピー(植物療法)の特徴
自然治癒力をサポート
私たちが生まれながらに持っている「自分の身体を健康に保つ能力」をサポートします。自律神経に働き掛ける・自己肯定感の向上など、心と身体の安定をサポートします。
抗酸化力(老化防止作用)
フィトケミカル成分(植物化学成分)には活性酸素などを除去する抗酸化力があります。
解毒力(デトックス作用)
ハーブには、カラダにたまった老廃物や不調和の原因となる老廃物を排出する働きがあります。
多成分
1つのハーブには何百、何千、何万といわれるフィトケミカル成分が含まれています。
それらの成分は、必要な時は必要なだけバランスを調整しながらカラダへ働きかけます。
抗菌、抗ウイルス・収れんに優れるハーブが多いのも特徴です。
五感力を目覚めさせる
五感力を育んでくれるものとして、自然との接触はとても効果的です。
植物(ハーブ&アロマ)が五感への刺激剤になって感覚や感性、イメージを活性化してくれます。結果、直観力もアップします。
主な活用方法
フィトセラピー(植物療法)は、日々の「気分」や「体調」に合わせて
あなたにとって「心地いいサポート役」として日常生活に気軽に取り入れることができます。
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ハーブティー
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アロマミスト
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食事(料理)
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薬代わりに(ハーブティー、チンキ剤、軟膏、ハーブ酒、湿布など)
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スキンケア(スキンローション、リップクリーム、クレイ、パック、クリーム、湿布など)
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ヘアケア
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マッサージ、トリートメントオイル
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バスタイム(バスソルト、薬草湯、オリジナルアロマシャンプー)
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キッチン回り(虫除け、臭い対策)
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ストレスケア・癒し など
浸剤(茶剤・ハーブティー)
浸剤は、「茶剤・ハーブティー」と呼ばれ、抽出されるものは主に水溶性の成分です。
浸剤には熱湯を使って抽出する「温浸剤」と水で抽出する「冷浸剤」があり、冷浸剤の場合は、カフェインやタンニンが抽出されにくく含有量が少ないのでお子様やご高齢の方、胃腸が弱い方にはオススメです。
精油(アロマ)
精油は、ハーブが動物、虫、菌や紫外線から身を守ったり、受粉に必要な昆虫を引き寄せるために作りだした芳香成分です。芳香浴(空気中に芳香成分を拡散する、ルームミスト)、手浴・足浴(アロマバス)として利用します。蜜蝋リッ プクリーム、トリートメントオイル、アロマシャンプー、外用クリーム・ジェル・軟膏 等を作る際にも使用します。
芳香蒸留水(フローラルウォーター)
ハーブの芳香成分を含んだ蒸留水 で、精油を蒸留する際の副産物として抽出されます。別名「ハーブウォーター」「フローラルウォーター」「アロマウォーター」などとも呼ばれ、植物の水溶性成分と油溶性成分(精油)との両方を含有しています。主にスキンケアとしてローション剤やクレイパックで使用します。
チンキ剤
ハーブをウォッカやホワイトリカーなどの無臭のアルコールや無水エタノール(外用のみ)に浸すことで、水溶性、脂溶性の両方の成分を抽出できます。チンキ剤は、外用から飲用まで様々な方法で利用できます。
浸出油剤(ハーブオイル)
ハーブを植物オイルに漬けることで、脂溶性の成分を抽出したものです。インフューズオイル、ハーブオイルとも言われます。トリートメントオイル、蜜蝋リップクリーム、外用クリーム・軟膏を作る際にも使用します。
散剤(ハーブパウダー)
ハーブをフード用のミルに入れて粉砕し、細かく粉末にしたものです。飲用だけでなく、外用としてパック剤やゴマージュ剤などの材料にしたり、クッキーやケーキ作りの時に少量混ぜ込むなどお料理でも利用できます。
オーダーメイド・フィトアイテム「緑の薬箱」
植物の有効成分を心身の健康や美容に役立てる自然療法
現代医学の象徴である化学合成されたお薬のことを「白いお薬」と呼ぶのに対し、
自然の植物などを使用して作ったもの(ハーブや精油)は「緑のお薬」と呼ばれています。
「緑=自然」
具体的には、ハーブ(ハーブティー)、精油、フローラルウォーター(芳香蒸留水)、
チンキ、浸出油、クレイなど自然なものを使って心と身体の調子を整えるものです。
Aismileheartでは、100%天然の植物を活用した
各々のライフスタイルに取り入れやすいパーソナル・フィトケアアイテムをご提案します。
※フィトセラピーで使用されるハーブ、精油や植物油、ミツロウ、クレイなどは
薬事法で定める化粧品、医薬部外品、医薬品ではなく、また、医療行為を目的としたものではありません。
心身の状態に応じた
フィトセラピーカウンセリング「緑の薬箱」
ストレス社会で心と身体に不調をきたした時や気になる症状がある時に「自然治癒力」が発揮できるようお手伝いする「植物の力」。
Aismileheartは、クライアント(お客様)それぞれの好み(色・香り・味)や日々の生活習慣、食生活、お仕事、健康状態、アレルギーの有無、これまでの内服歴や既往歴、心と身体の変化やストレスレベルなどについて丁寧にお話を伺い、今の状態(症状)に応じたあなたの心と身体をケアするパーソナルフィトセルフケアをご提案する【オーダーメイド「緑の薬箱」】にも対応します。
心と身体の健康(コンディショニング)不調ケアや予防ケア、ストレスケア、癒しなど、お気軽にご相談ください。
※ハーブや精油はお薬ではなく、天然の植物です。最低でも3カ月以上継続することで効果が期待できるものですが、 効果の出方には個人差もございますのでご了承ください。
※当サロンで対応できない症状、あるいは医療受診の必要があると思われた場合、当サロンの利用をお断りすることや医療機関での受診をお勧めする場合があります。ご了承ください。
よくあるご相談内容
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心と身体をサポートする心地いい香り、フィトケア(アイテム)について
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思考ではなく感覚的に今の自分の状態に向き合いセルフケアしたい
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今の自分の状態・症状に応じたパーソナルブレンドハーブティーについて
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大事な場面で活用できるお守りアロマ(香り)について
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薬に頼らず自然療法(植物療法)で症状を改善したいとき
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市販薬で症状が改善されないとき
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お子様用やご高齢者に使用できる植物療法についての相談
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家族みんなで飲むことのできる身体に良いハーブティーの相談
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リラックス(不眠・緊張緩和・精神安定)
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PMS、生理痛、更年期症状の緩和(女性ホルモンバランスサポート)
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アレルギー体質改善(アトピー、花粉症、慢性鼻炎など)
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風邪・インフルエンザ症状、免疫力アップ(予防)
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美肌(日焼け・アンチエイジング)
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便秘、むくみ解消、デトックス、ダイエット
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油物、甘い物好きの方、食前/食中/食後ケアハーブティー
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消化促進、胃腸ケア
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糖尿病などの生活習慣病予防・改善、認知症予防
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冷え解消、肩凝り解消(血行促進)
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眼精疲労緩和、眼病予防 など