カウンセリングは「共同作業」
- aismileheart
- 7月11日
- 読了時間: 5分
更新日:2 日前

Aismileheartのはじめてセッションに来てくださる方の中には、「とにかく今すぐ、この苦しみを1回で消し去ってほしい」と、藁にもすがる思いでお越しになる方がいらっしゃいます。
『1回でスッキリさせてほしい』
『どうすればいいか答えを教えてほしい』
「何回も通いたくない、お金をかけたくない」という無言のメッセージなど、
その度、私は、胸の奥がきゅっと痛みます。
突き放したいわけでも、責めたいわけでもなく、ただ、ただ、本当にもどかしいのです。
これまで、それほどまでに一人で耐え、限界まで頑張ってこられたのだと思うと、胸がぎゅっと締め付けられる思いがするのです。
すぐにでもその重荷をすべて私が代わりに背負って、魔法のように一瞬で笑顔に変えてあげられたら…と思う瞬間もあります。私が魔法の杖を振って、その場の苦しみを一瞬で消し去ることができたらと。
だけど、私は「魔法使い」ではありません。
もし私が「こうすればすべて解決しますよ」と、正解を押し付けたり、依存させてしまう魔法を使ってしまったら、それはその方の「自分で自分の人生を切り開く力」を奪うことになってしまいます。
もし、それをやってしまえば、その方は『誰かに依存しなければ生きられない状態』のままになってしまいます。
『原因や安心感や納得感や自分の人生そのものを何か(誰か)のせいにしたまま、生きる状態』になってしまいます。
それでは、クライアントの人生を本当の意味で尊重したことにはならないと、私は思うのです。
私自身、当事者だった過去があるからこそ、本気で向き合う怖さから逃げたくなる気持ちも、誰かに丸投げしたくなるほど疲れ切っていることも、痛いほど分かります。
だからこそ、一般論や表面的な話やアドバイスで終わらせず、その奥にある『変わりたいけれど怖い』という本音に届くまで、じっと待つしかない。そんな、もどかしさと日々向き合っています。
この期間は、私も本当にもどかしい期間です。
クライアントの準備が整うのを待つしかない、すぐに変化が現れなくても、それを信じて私にできる形でサポートし続ける!!そんな時期があるのです。
カウンセリングやホリスティックケアの本質
カウンセリングやホリスティックケアの本質は、
クライアントである「あなた自身の本気で自分と向き合おうというエネルギーの中」にあります。
もちろん、最初から100%本気になれなくて大丈夫です!
そういった方も、たくさん見てきました。
怖くて逃げ出したくなったり、誰かに丸投げしたくなったり、何か(他人)のせいにしたくなったりするのも、心が一生懸命に自分を守ろうとしている大切なサインです。
カウンセリングは共同作業であり、クライアントの本気度が必要
「カウンセリングは共同作業であり、自分自身の本気度が必要」と、中には最初からそのことに気づいて、覚悟を持って、自ら打席に立とうとするクライアントもいます。
そんなとき私は「よかった」なんて思わない。
それよりも、その人の真剣さに、本気で自分と向き合う姿勢に、心の中で深く感動し敬意を払い、背筋が伸びる思いになります。
私は、魔法使いにはなれないけれど、この人の人生の伴走者として、全力で命の時間を分け合おう、と心から思います。
カウンセラーが魔法を使えない3つの理由
答えはクライアントの中にしかない
カウンセラーはあなた(クライアント)の人生の専門家ではありません。
あなたの歴史、価値観、感情を一番知っているのはあなた自身です。
そのため、外側から「これがあなたの正解です」と魔法のように答えを与えることはできません。
「自分で気づく」ことでしか、人は変われない
他人に言われた正論やアドバイスは、頭で理解できても、心には響きません。
自分で「あ、だから私は苦しかったんだ」と深く納得して初めて、人は本当の意味で変わり始めます。
依存ではなく自立を目指す場所
もしカウンセラーが、魔法で問題を解決してしまうと、次に問題が起きたときも、また魔法に頼らざるを得なくなります。最終的なゴールは、クライアントが「自分の足で立ち、自分で問題を解決していける力を育てること」です。
カウンセラーも一人の人間であり、プロとしての葛藤を抱えている
もしあなたが今、本気で自分と向き合いたいと思っていたり、カウンセラーに対して「この先生は、私の本気度を受け止めてくれるだろうか?」と試すような気持ちや、物足りなさを感じていたなら、次のステップを試してみてください。
「自分は本気で変わりたいと思っている」とストレートに宣言する
「魔法ではなく、地道に自分と向き合う覚悟がある」と伝える
カウンセラーが「一歩踏み込んだ深いアプローチ」をしてくるか反応を見る
本質を理解しているクライアントへは、カウンセラー自身も表面的なヒアリング(相談者が初めて訪れた際に行う初回カウンセリング)の枠を超えて、より深いレベルの心理療法やワーク(Aismileheartであればメンタルワークや、アロマやハーブ(植物療法)、表現アートセラピー(芸術療法)、リラクゼーション的アプローチなど)を、自信を持って提案します。
Aismileheartのメンタルワークや、アロマやハーブ(植物療法)、表現アートセラピー(芸術療法)、リラクゼーションは、ただの「癒やしのエンタメ」ではありません。
あなたが本気で「今の自分を知りたい」「変わりたい」と打席に立ったとき、言葉にならない心の奥の声を映し出すための、心強いツール(道具)です。
私は、あなたの人生の主役にはなれません。
だけど、あなたが「本気で変わりたい」と一歩を踏み出すとき、最高の伴走者でありたいと思っています。
1回で変わらなくても、焦らなくて大丈夫です。
あなたの「本気(覚悟)」の準備ができたとき、いつでもここで両手を広げてお待ちしています。
一歩ずつ、一緒に歩んでいきましょう。
お子さんを対象としたカウンセリングの場合
そして、お子さんのカウンセリングの場合、忘れてはいけない重要なことがあります。
それは、お子さんの本気度以前に、「親の意識」と「金銭的状況」という大人の事情が、事実上の決定権(ゲートキーパー)を握っているということです。
実はこの構造こそが、子どものカウンセリングにおける最大の難しさであり、私自身、日々最も胸を痛めるジレンマでもあります。
このテーマについては、次回のBLOG記事でお伝えしたいと思います。




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